2021年10月11日月曜日

SnowRunner楽しい

 

Xbox Series X買って以降ずっとスノーランナーをやっています。まだ100時間程度しか遊んでいませんが、先程の記事に書いたとおり色々と書きたいことがあるので軽いレビューでも。


・どんなゲーム

災害で荒廃した土地でお仕事をするゲーム

天災でむちゃくちゃになった箱庭で、配達したり落ちてるトラックやトレーラーを拝借するゲームです。
復興事業に携わるという本筋があったり、他のトラックゲームみたいにお金稼いだりレベルアップする概念がありますが基本はプレイヤーの自由。(ただし後述の通り初期は強力なパーツやトラックがないため、結構苦労する)雪や泥にまみれもがきながら、荒廃した世界を好きなように駆け回れます。

・ここが自分にとって楽しい

雰囲気がとてもよい


去年発売したゲームってことでビジュアル面がきれいなのはもちろん、荒れ果てたディストピア的な世界観がとにかく美しい。自分はこういう世界観が好きでなおかつホラー系は苦手なので、そんな中格好いいトラックで駆け抜けられるのが嬉しいところ。



泥濘の表現がとても写実的で、水の反射や油ぶちまけたときに油膜が浮かぶ様など、生々しく細かい表現に惹かれます。もちろんその分他のトラックゲーよりもやることが多くて大変ですが、それもまた楽しいのです。


プレイヤー次第で変化する世界


前述したとおり災害でボロボロになった箱庭を再建させるのがこのゲーム。鉄骨やコンクリート届けて橋を復旧したり、大きなトレーラーを引いて巨大な採掘施設を建てたり箱庭に手を加えるお仕事ができます。そうやって配達が楽になったり、新しい仕事にありつけます。

個人的にドハマリしているのがこれで、自分のお仕事で景色が変わる。経営シムが街が発展するのを見守るのが好きで、同様に復興で景色が変わるのを見て達成感を覚えて楽しいのです。(もちろん箱庭全て復旧はできず、DLCによっては肝心な箇所が過酷なまま放置されているのもありますが)


米露を中心に実在するトラックやヨンクで遊べる


東側諸国(タトラ以外)と英国車、一部米国車はライセンス取らなかったのか架空車ですが、フレイトライナーやキャタピラー、ジープなど有名で格好いい(自分視点)トラックに乗れます。数少ないロシア車が活躍するタイトルでもあります。米露のトラックが好きで、なおかつ新しいのや古いのもどっちもあるのもいいですね。ドライブゲームって、格好いいマシンを転がしてなんぼと思っている人間ですので。
このゲームをやり始めてから、街で見るトラックに興味を持ち始めた気がします。(もともとETS2/ATSからその兆候はあったけど)


中には実在するとんでもない改造車をモチーフにしたような架空車(写真はP8WDという魔改造車をモデルにしたであろう58 バンディット)もあったり、マニアックっぷりがいいですよね。



ちなみに個人的に好きなのはナビスターディフェンスの5000-MVです。マッドタイヤやデフロックといった悪路では頼りになる装備はないですが、パワーで全て解決するまさにアメリカンな脳筋タイプのトラックです(ただ、おかげで沼や泥にハマるとどうしようもならないことがあるけど)。軍用車ってこともあり見た目も勇ましく、有償DLC車両なのでゲームマネーなしで最初からこんなタフなトラックを扱えるのがありがたいところ。


・楽しい???

初期はキツい


高性能なパーツやトラックを手に入れるにはお金はもちろんですが、プレイヤーレベルが高くないと購入を拒まれることが多いです。特に初期は泥に強いマッドタイヤが手に入らず、その辺かなり苦労します。

ただ、有償DLCの車両は初期からガレージに入っている上に、マッドタイヤを初期装備しているのもあるので、ある程度難易度を下げる事ができます。あとマップの探索を続けるとたくましいトラックが眠っていたり、トラックを強化するパーツが転がっているのでそうやって難易度を下げることもできます。そうやってもがいているうちにプレイヤーの腕も上がるので、行ける世界が広がってそれもまた快感でもありますが。(自分だけかもしれんけど)

そもそもこのゲームそのものが苦行

ある程度上達してパーツもいいものが手に入った、そこから快適にスイスイお仕事・・・かというとそうでもないです。流れが急な川で沈んだトラックを回収しろとか、険しい山道で大きな荷物を運べ(よく岩につっかえる)、道と言えるところがそもそも見当たらないところで配達だの、キャリアが進めば進むほど難易度がぐっと上がります。あと全般的にお仕事はリアルで30分-1時間ぐらいがザラな気がします。そんな中何度も横転してお仕事がパーになったり、4時間近くもがいたこともありました。正直人を選ぶゲームと言われても仕方ないと思います。

しかし、よく地形を見たららくして通れそうなルートをみつけたり、役に立たなかったはずのトラックがここぞとばかりに大活躍したりすることもあります。そうやって苦難を乗り越えたときの達成感が、このゲームを楽しくやり続ける要素になっているのかもしれません。先述の通り自分がやった成果(橋や掘削施設など)が見えた時は、あーよーやったなぁと思いますし。

ちなみにCO-OPでフレンドさんと一緒に挑めば、だいぶ楽になるかもしれません。(特に似配達が多いお仕事とか)・・・もっとも、ッチの自分には縁がないお話ですが。(ちなに今後CS機とPCとのクロスプレイが予定されているので、機会があればよろしくおねがいします)



・辛い

Xbox版は日本語がない


このゲームはいろんなプラットフォームで売られていて、それぞれ日本語があります。
しかし、どういうことか
Xbox版だけ日本語がありません。ストアは日本語で書かれているし、PC版ゲームパスには日本語があるしどういうことなの・・・。

一応公式には追加してくれとメールを送って読んでくれたので、いつか追加されたら嬉しいのですが果たして。

フォトモードがない


先述の通りとても美しく魅力的な世界です。しかし、ここまでこだわっているにも関わらず、最近のドライブゲーに有りがちなフォトモードが実装されていません。

一応HUDを隠すオプションはあるんですが撮れる場面に限界があるし、そもそも苦行をこなしている間にそんな暇がないんですよね。そんなときに限ってシャッターチャンスだったりしますし。

本当ビジュアルも良くできたゲームなので、今後実装されることを祈るばかりです。


・それでも大好き

気がつけば時間を忘れるくらい楽しいし、他の人がハマっているのを見てみたい


・・・と長々とネガの要素を話したのですが、自分にとっては間違いなく今年一番刺さったゲームだと思います。やる前はSNSでの凄まじい事故の現場や、動画サイトでは見るには楽しいけど自分にはちょっと無理なゲーム・・・って感じでした。

食わず嫌いしていた分のギャップかもしれませんが、実際にやってみるとツボな人はいると思います。世紀末のような世界の復興をしてインフラが復旧する様を見るの燃えますし、自分の好みのトラックで走れるのが車好きとして何よりの喜びです。

もし気になった人がいたら、Steam版ならセールしていることがありますし、自分みたいにゲームパスに入っている人は入れてみて自分にあうか試してみましょう。そしていつか皆で泥や雪にまみれながら楽しめる日が来たら・・・いいなぁ。(自分は熱しやすく冷めやすい性格なので、その頃投げていないか心配ではあるが)

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